住宅財形貯蓄の後始末

2020-01-14 オフ 投稿者: 所長

 若い頃から「いつか家を買うだろう」と思い住宅財形貯蓄をしていたのだけど、これは会社経由で加入している制度なのでリタイア後も継続することは出来ないらしい。500万ほど溜めているが、どう処理するのか。郵便局に聞いてきた。

 積立は給与からの天引きだったので、退職前に毎月の積立を停止する申請書を人事担当に言われて書いた。他に人事担当から言われたことは以下の通り。
・最大2年間口座自体は継続出来るが、2年後には払い戻しになる。
・2年以内に転職して、その会社が住宅財形に対応していれば積立を再開可能。
・詳しいことは郵便局で聞け。
同様の内容はゆうちょ銀行のWEBサイトにも書いてあったので、それを読んで教えてくれたのだと思う。

 しかし今日郵便局で聞いたことは結構違った。局員さんも詳しくなかったようだけど、ゆうちょ銀行に問い合わせたりしていたので確かだと思う。
・郵政公社時代の商品なので今のルールとは違う点がある。
・退職後2年以内という制約はない。積立は出来ないがこのまま無期限で放置することは可能。
・転職しても今の住宅財形とは商品が異なるので、新しく作ることは出来ても再開は出来ない。

 また、住宅財形の原則ルールとして、払い戻しする際に住宅購入以外の目的の場合は利息に対し5年間の遡りでの課税となる。住宅購入用途であれば非課税のまま払い戻し出来る。このルールは退職後も特に変更はなく、期限も無いとのこと。
(ちなみに、ゆうちょ銀行の最新の住宅財形は「住宅購入は退職後1年以内」との記載がある)

 今後ボロ家を買う場合(参考記事:何処でセミリタイア生活するか)、そのときに払い戻せば課税無しで済む。ちなみに課税ってどの程度なのかというと自分の概算では、累計の積立額が約517万、残高が約532万、利息は累計15万程、直近5年分の利息は5万弱、課税(約20%)は1万円弱と思われる。今の利率は0.01%なので数年放置すれば課税額がタダ同然になりそうだけど、まあ気にするほどの額ではないので、必要なタイミングで払い戻していいだろう。

 住宅財形のメリットは利率とか非課税より、財形融資制度(住宅財形をしてきた人だけが利用できる住宅ローン)にあると思う。これについても財形を解約しない限り申込みの資格は失わないと思うが、普通の住宅ローンと同様に年収審査はある。
 1000~2000万の中古を買うとして、一括で買えるけど敢えてローンという選択肢もある(今後ある程度の所得がある前提ならば、住宅ローン控除の減税メリットを受けつつ原資を別途安全運用した方がお得という説)…と思ったけど、自営業として3年程度の黒字実績がないと審査落ち確実っぽい。

 セミリタイアを目指していて家を買うプランもあるなら、退職する前にローンを組むか、退職してから一括で買うかの2択かなと思います。