クラウドソーシングは儲からない

2020-04-08 オフ 投稿者: 所長

 クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス等)で小規模のシステム開発案件を探していたが、あまり良さそうな案件は無く、あっても30人くらい競合していて(たぶん価格競争で)負けている。1円も稼げず撤退しようと考えている。

 IT関係以外の案件はどうだか知らないけど、クラウドソーシングはあまり儲かるとは思えない。

クラウドソーシングのエンジニアはこんな扱い

相場感覚が全く異なる

 会社員時代は開発部門だが見積もりはよくやっていて、客にちょっとしたシステム改修を依頼されたとき、「自分1人でやったら実作業は1週間くらいかな…」と思いつつ、実際は自分より低スキルの人が担当するし、それをレビューする時間・人数、利益、リスクなどなど考えて300万と営業に伝え、営業が上乗せして客に提示する金額は500万だったりする。それでもすんなり契約は成立する。

 世の中無駄だらけだな…と思ったものだが、客は信用を高い金出して買っているので、こんな会社スルーして私個人に発注してください!といってもまず無理である。

 一方、クラウドソーシングでフリーランスに発注する企業というのは、基本的に零細企業で、「何でもいいから格安で!」と思っている。3日で出来ると思った案件なら1万円くらいで提示しないと価格で負ける。

 フリーランスが大手の現場に常駐型で働くならば、相場としては月50万は最低ライン、月80万以上も珍しくない。月50万にしても日給2.5万円くらいだ。この感覚でクラウドソーシングの案件を見積もると、発注側の希望額の5倍くらいだったりする。時給800円のアルバイトくらいの気持ちじゃないと価格競争に入れないのか。

 客は最初軽い感じで要件を言うけど、話を聞いているとやりたいことが2倍くらいに膨らんでいるということはよくある。というかほぼそうだと思った方がいいので、私の提示額にはそういう安全係数が掛かっているのだけど、受注している人はそういうことを考えない人なのか?と不思議だ。それ抜きにしても安すぎる…。

 金は金のあるところに流れる。零細企業から個人で仕事貰っても大した金は流れてこないということか。

常駐型のフリーランスのがいいと気付いた

フリーのITエンジニアの稼ぎ方として、大まかには

①自前サービスを作って広告収入とかアプリ課金
②クラウドソーシング等で小さな案件を1人(または数名協力者を雇う)でやる
③大手システム会社の現場に常駐し、大きな案件の歯車となる

になると思う。大部分のフリーランスは③である。

 ①が理想と思うがすぐに成果は出ないのでコツコツやるとして、目先の金を得るためには②か③。自分のペースで自宅で出来るという点で②がセミリタイアに適していると思ったが、金銭的に大分差があると感じるので、③に優位性を感じてきた。セミリタイア感は薄れるけど、基本的に案件単位で契約が切れるので半年働いて半年休むような生き方は可能だ。

 ただし、勤務地はほぼ東京なので今は行きたくない。失業保険が切れてから考えるか、という緩い計画。その間にまた気が変わるかもしれないが。当面はのんびり過ごすことになりそうだ。